お初にお目にかかります

毎日とにかく一言・・・って言っても長いことが多いです。

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『ハート・ロッカー』(ネタバレあり)

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なぜかな?

予告編を一度観ただけで気になった。
題材が好きだからだろうか。
アカデミーの予測でも、なぜか迷わず作品賞に選んだ。
その通り、受賞した。
こんなことは今までなかった。

だから・・・・これは観なければ・・・と思い、
アカデミー賞6冠を受賞した日本時間8日に観に行った。

結果・・・つまらなくはないのだが、残念。
もう少々“劇的”に描いてもよかったのではないか?

“ドキュメンタリー風”って、うんざりなんですけど。
何よりサイテーな、私にとって絶対NGな、手持ちカメラ。
画面が揺れる臨場感? そんなものいらねーよ。

どうせニセドキュメンタリーなんだから、
緊張感の中の人間をもっと描いて欲しかった。

題材も、舞台も、俳優も悪くないだけに残念。

やっぱ、ロシアの原潜の放射能漏れを悲惨な描写で描いた女とは合わないな。
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芳山和子よ、永遠に。<ネタばれあり>

仲里依紗目当てだったが『時かけ映画祭』なる上映イベントに参加してきた。
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上映前に新作の谷口監督と里依紗、原作者の筒井康隆氏、
オリジナル版の大林宣彦監督のトークショーがあった。
トークショーというよりは大林監督の独壇場で、いいお話もあるのだが、
あそこまで他の人を無視してしゃべり続けるのは、正直無礼だと思う。
素晴らしい感性の持ち主なのだから、空気を読むことも覚えて欲しい。
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『時をかける少女』(1983年版)
やはり、原田知世という少女のデビューは奇跡に近かった。
中途半端なジャリタレが霞んでしまうくらいの、品格と健気さを
兼ね備えていて、どこまでも映画女優という呼び名が相応しかった。

映画の芳山和子は、深町との出会いにより、幸せになれたとは言い難いが、
今の原田知世は幸せであって欲しい、そう思いたくなった。
尾道というノスタルジックな街を舞台に、
誰もが味わったことのあるピュアなときめきを描ききったことが、
大林版『時かけ』が長く愛される理由なんだと、改めて思い知らされた。
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『時をかける少女』(2006年・アニメ版)
これはまた大胆に変化を遂げたスピンオフ的作品。
私の2009年ベスト1映画が、同じ細田守監督の『サマーウォーズ』だっただけに、
期待するなと言う方が無理。しかして予想通りの傑作だった。

今回の主人公のキャラは、若干お調子者で乙女っぽさは少なめ。
タイムリープもどこかふざけた理由だが、笑いながら見ていられるのがまた良い。

主軸は芳山和子の姪・紺野真琴と、その二人の幼馴染みとのトライアングルな関係。
フレンドから一歩踏み出して、お互いの恋愛が気になり始める時期。
あまり真面目じゃない真琴が、人を救おうと奔走し、大切なものに気付いていく。
折れそうな女の子が主人公でなくても、この作品の雰囲気こそが『時かけ』なんだな。

それにしても、紺野真琴という名前、何とかならなかったんだろうか?(苦笑)
一方、芳山和子さんは健在で、美術館で絵の修復なんぞをやっている。
薬学はどうしたんですか?魔女おばさん。
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『時をかける少女』(2010年版)
いよいよ里依紗主演版。
ご本人は芳山和子と紺野真琴を足して2で割った性格と仰っていたが、
なかなかオリジナリティー豊かな主人公になっていたんじゃないか。

芳山和子は安田成美が演じている。
大林さんが「知世がうまく歳を重ねた感じ」と仰っていた通り。
何となく雰囲気は踏襲している。

今回タイムリープするのは、里依紗演じる和子の娘・あかり。
ついに和子は自分の力でタイムリープ出来る薬を発明し、
あかりは和子の為に過去に向かって「時をかける」。
1983年版やアニメ版のように、短いタイムリープを繰り返すのではなく、
長いタイムリープの一往復である点が大きく異なっている。

あとは過去へのタイムスリップものには定番の、
「時代錯誤」「親との出会い」「運命を変えるかの選択」
など・・・が描かれる。

過去で知り合った彼が、事故に遭うと判っていても救ってはならないのがルール。
記憶を消されても、なぜか涙が溢れてくるのが切ない。
和子と深町の約束までは、消すことが出来なかった様に、
人の心の奥に芽生えた熱い想いは、たとえ未来人でも消せないのだ。

既に『時をかける少女』はサーガとなりつつある。
時の旅人・芳山和子よ永遠なれ!

いつか、過去も、未来も、星座も超える壮大な物語を観たいものだ。
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主水、死す。

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私が大阪に来ている間に、吹田市にて藤田まこと氏が逝かれた。
昨夜も「ぱちんこ必殺仕事人・祭バージョン」をやり、負けた矢先だった。

藤田さんには『はぐれ刑事純情派』や『剣客商売』などの代表作もあるが、
やはり私にとっては中村主水であり、憧れの存在だった。
「死を悼む」という表現では足りない想いがある。
明らかに時代が一つ終わった。

主水は声高に正義を語ったりしない。
「人の恨みを晴らすとはいえ、薄汚ねえ人殺し」と自分達を卑下する。
罪もなく弱い庶民たちが、悪の毒牙にかかる前に阻止するのが
本当の正義だろうし、死に対して死で報いても、何も生まれはしない。
それがわかっているのに、それしかできないもどかしさ・・・・
主水が苦笑するのは、その点なのだろう。

私がハマった切欠は音楽と映像のカッコよさであるが、
長い間、『必殺』と付き合う間に、その中にある哲学も理解してきたつもりだ。
その中で幾多の仲間との別れに接してきた主水=藤田さんこそが、
必殺の精神の体現者だった。

しかし、主水亡き後も『必殺』は続くだろう。
「こんな世の中」という台詞が呟かれる以上、世を斬り裂く仕事人は必要なのだ。

心からご冥福をお祈り致します。
渡辺小五郎が、主水の後を継いでくれることも祈願します。

「こう世の中悪くっちゃ、人助けまで手が回んねぇ。
 恨み晴らしてやるだけで、手一杯ぇ(ていっぺぇ)だ。」

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『ラブリー・ボーン』(ネタバレあり)

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大阪映画、初日。
『ゴールデンスランバー』を観ようと思ったら、日本語字幕つき?、やめとく。
『ラブリー・ボーン』・・・「愛しく生まれた」のかと思ったら“BONE”=骨か。
変態ピータージャクソンだけに心配だなぁ。

意外とまともだったのではないか?
主人公は14歳で変質者に殺された女の子、スージー。
設定的にはギリギリだと思う。
猟奇殺人の描写を入れたら、感動作でも何でもなくなってしまう。
そこを何とか回避したのが、成功の理由かと思われる。

スージーの遺体が入っているらしき金庫(?)を犯人が処分するところで、
彼女の霊が阻止し、遺体が発見されるかと思わせるが、肩すかし。
もっとも、ここで白骨化した遺体が出てきて、“LOVELY BONE”とか言われても
シャレにならないしなぁ。

犯人の最期も変化球。
氷柱が頭上で揺れて、犯人を直撃するかと思わせて、
「そんな『ファイナル・デスティネーション』なことしねーよ。」
と、滴が垂れただけに留めておく。
その直後、犯人はバランスを崩して崖から転落。
さすが、ピージャク。ひねくれてるったらない。

主演のシアーシャ・ローナン。
超美少女ではないが、切ない演技が絶品。

日本で演らせるとしたら誰か・・・・
・・・早見あかり に決定!!
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惜しい!『パラノーマル・アクティビティ』(ネタバレONLY)

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雪が降っているというのに行って来たよ、映画の日だったし。

ぶっちゃけ、話題先行型の作品は賭けなのだが、今回は良かった。
『ブレアなんたら・・』の100倍面白かった。

ネタとしては目新しくはないのだが、なかなか正体を現さず
ひたひたと忍び寄る恐怖が効果的。スピルバーグ的とも言おうか。

特撮を使って残酷な描写をしているわけでもない。
所謂、直接的なショックシーンはラストの2段落ちくらいなもので・・・

予告で使われている観客のリアクション・ポイントは、この2段落ち。
突然びっくりさせる半ば反則技ながら、私もかなりゾクっとした。

その2段落ちの後、主人公二人がどうなったかのテロップが出て、
しばらくの間、暗転が続く。
ここの待ちの間のドキドキ感と言ったら・・・
2段落ちをやられたから、「ここで何が来てもおかしくない。」という期待と不安。
期待は見事に裏切られ、肩透かしだったのだが、待ってる間の緊張感もいいんじゃね?

あと一息だったのになぁ、惜しい!
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