お初にお目にかかります

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『キングダム・オブ・ヘブン』・・・ま、こんなもんでしょ

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『トロイ』、『キング・アーサー』、『アレキサンダー』・・・そして本作。
長ったらしいコスチューム時代劇は、もう沢山。
(結局、全部観ているのがまた・・・)ま、いっか1000円だし。

結果・・・やっぱりなーといった感じ。引き込まれないんだよな。
前述の3作の世界には、それぞれの浪漫を感じたし、『アレキサンダー』を除く2作は、ヒーローも魅力的だった。それなりにスペクタクルな見せ場もあった。
本作も戦闘シーンにお金はかけているし、独特の世界観は持っているが、主人公が弱く、大義の為に戦っているようなことを言いながら、説得力に欠ける。
だって、最初から主人公が屁理屈をこねずに、エルサレム王になっていれば、多くの犠牲者を出さずに済んだのだ。
これを描くことに何の意味があるんだろうか?段々、腹が立ってきた。

場所が場所だけに、ずっと砂にまみれた画像は見にくくて、時代が時代だけに、登場人物の顔やコチュームは汚い。
もし、オーランド・ブルームのファンが観たとしても、高貴で上品なレゴラスのイメチェンなんか望んではいないだろう。
もともと骨太というよりは、華奢なおぼっちゃんタイプで、武闘派にはほど遠い。役者のスケール的にはまだまだだと思う。
本作を『超大作』と呼ぶなら、それを支えるには荷が重かったと言わざるを得まい。

脇を支えるべきクワイ・ガン=ジンことリーアム・ニーソンは、すぐに死んでしまうし、サイモンことジェレミー・アイアンズも見せ場ゼロ。
何を作ってんだ?リドリー・スコット。

エンディング後、テロップが出る。
「1000年を経た現在も、エルサレムが『天国の王国』となることはない。」と。
なるほど、これが言いたかったのか。その為に十字軍を引き合いに出し、昔からの無益な戦いを描くとは!

別の宗教の聖地がたまたま一致してしまった為に、ずっと争奪戦は続けられている。信教が強ければ強いほど、そこへの執着も強いのだろう。私にはわからない。
人を動かすのも、人を殺すのも人間である。残念だが、大義の為の戦いと銘打っても、そこに死体の山はできる。
歴史が矛盾を生んでしまった以上、この戦いは避けられないのだろうか?
バリアンにさらっと言わせている。
「それを許さないなら、そんな神はいらない。」実際の彼が、このセリフを言ったとは思えない。
製作者側は彼の戦いを通じ、神を信じることによって、人が争ってしまう矛盾を描きたかったのではないだろうか?

超大作スペクタクル映画としての『華』に欠けるのは、動かしようもない事実だが。

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