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観てしまった・・・『戦国自衛隊1549』

(これから、思いきりコキ下ろします。この映画を楽しめた方は読むのをやめてください。)
1549s.jpg
いやぁ、予想通りというか、予想以上にしょうもなくて、突っ込み所満載の『超駄作』だった。予告編が一番面白い作品って結構ある。

オリジナルを超えなければ、リメイクを造る意味はないと、前々から思っているのだが・・・
前作の公開から四半世紀も経っているのに、「技術が進歩して迫力が増した」とかいうのが全くないのが不思議だ。
いやむしろ悪くなっている。
このスケール感の無さは何だ?確かオリジナルは戦車の実弾の使用許可が下りずに、海外で撮影したと記憶している。
それが、今回は下手に自衛隊が協力したもんだから、富士の裾野で、こじんまりと小競り合いをするだけになっている。

そもそも半村良のオリジナルは、「もしも・・・したら」というSFの王道で、予期せぬ出来事に巻き込まれた現代人が、いかに対処していくかというところに面白さがあった。歴史に翻弄された千葉ちゃんが「俺は織田信長だ!」というシーンは、『猿の惑星』の自由の女神のシーンに匹敵(?)するシーンだった。

それが、今回のように安易にタイムスリップが出来てしまっては、緊張感も何もない。残り時間は何度も表示されるものの、特に急ぐようでもなく、緊迫した空気が伝わってこない。
タイムスリップは、全然科学で説明できなくてもいいのであるが、鈴木京香の取ってつけたようなセリフは、観るものをファンタジーへと導けずシラケた。

大体において、富士の裾野なんてのはロケ地としては最も安上がりで、そこにセットを作ったとしても自然の雄大さに邪魔されて、全く大きさが感じられない。本当にこの映画、製作費15億円もかかっているのだろうか?

オリジナルで一個小隊がスリップしたんだから、今回はさらに2つの部隊で・・・っていう発想がダメ。戦国時代を舞台にして、自衛隊の装備同士が戦っても、面白いわけがない。槍・刀・弓vs近代兵器の構図こそが見せ場であるべきなのがわからないのだろうか?
大丈夫か?福井晴敏。
こいつは、何かしら日本に不満を持って、過激な方法で国を変えようとする暴徒しか描けない。

そもそも460年前の人間が何を考えているかなんて、わからないのではないか。オリジナルで、薬師丸ひろ子演じる『少年』に油断したところを、槍で刺し抜かれ、「せ・・・戦国時代・・・」という名セリフを残したゴリさんこと竜雷太が印象に残る。この時代は甘くはないのだ。北村一輝も伊武雅刀も熱演なのだが、こんなに現代っぽい戦国武将はいるわけがない。「未来とは人の世の望み」とか言うか?普通。
それがメッセージなら、うすっぺらい作品だね、ホント。

あ、そうそう濃姫役の綾瀬はるかって、全くダメ。姫の気品の欠片もない。現代っ子が学芸会やってる感じ。




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