お初にお目にかかります

毎日とにかく一言・・・って言っても長いことが多いです。

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『ミュンヘン』(ネタばれあり)

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スピルバーグ作にしては、長すぎず、重すぎず、
スパイ・アクション、ピカレスクものとして楽しめた。
イスラエルvsアラブ諸国という、今なお続く問題がメインであるものの、それに関して、声高に謳ったりはしない。
ただひたすら、事件を淡々と追っていく。
(世界観は『ボーン・アイデンティティ』に近いと思った。)
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私が大好きな『必殺シリーズ』にこんな言葉がある・・・
「人のお命頂くからは、所詮私も地獄道。」
仕事人は“金”の為、この映画は自国の“正義”の為、人を危めていく。
人を死に至らしめるということは、自分の身を最も死に近い場所に置く、ということに他ならない。
密かに暗殺を進行しながら、次第に正体が公にされて逃げ場がなくなっていく。
主人公にすれば、ぎりぎり自分を正当化しながら、“仕事”として
冷静に暗殺を遂行していくしかなかったのだろう。
終盤、目に見えぬ影に怖れ、眠れなくなっていく主人公に同情した。
(アブナーが見る夢がどこまで事実かわからなかったが・・・汗)
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イスラエルとアラブ諸国の問題は、2大宗教の聖地がダブることに端を発し、列強の無責任な政策により激化した。
報復に次ぐ報復・・・・その度に人が死ぬ。
国家をファミリーに置き換えれば、『ゴッドファーザー』サガに近い。
「人を呪わば、穴二つ」
報復は幸福や満足は生まない。
相手の破滅=自分の破滅・・・
彼等は自分をヒーローにしたいわけではなく、
ただそれが任務だったから、仕方なく遂行したに過ぎないと思う。
結果、国家の為に働いた彼等が、最後に守りたかったのは、
国家でなくて家族だった。
・・・・それが人として当然であるので、少しホッとした。
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