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『ロッキー・ザ・ファイナル』(ネタバレONLY)

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原題は 『ROCKY BALBOA』。
またしてもいい加減なもっともらしい邦題である。
本国で予想に反して(!)スマッシュヒットを飛ばしたと聞き、
期待半分、不安半分で観にいった。
洋画を初日に観に行くなんざ、久しぶりだった。
何しろ17年前の前作 『ロッキーⅤ』が、愚にもつかない大駄作で、
このシリーズにつきもののカタルシスが何もない作品だったから。

ロードショー公開初日=金曜日、前売り=1500円均一という試みが行われたことが以前あったが、定着しなかったところをみると失敗だったのだろう。
それが、どうして今更金曜日?・・・と思いつつ、
初日プレゼントに引かれて観に行ってしまった。

テーマ曲を聞いただだけでアドレナリンが分泌され、興奮する作品もそうはない。
『スターウォーズ』や『スーパーマン』、『OO7』など定番のシリーズがそうであるように、優れたテーマ曲と魂の琴線に触れる内容との相乗効果あってのことだ。
(残念ながら『ダイハード』シリーズには、それ相応のテーマ曲がない。)
心に残るサントラは、テーマ曲以外にも名曲が多数存在する。
今回、『最終ラウンド』という名曲が流れた時、不覚にも涙してしまった。
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今までの作品もそうだった。
ロッキーがリングに上がることを決め、トレーニングを始めてからが、
このシリーズの真骨頂である。
それまでのストーリーはほぼどうでもいいことが多い。

本作品でも、前半は暗い現状が描写される。
妻・エイドリアンが死に、息子とも別居状態で、過去に生きているロッキー。
そこから、新たな恋の予感とその息子との触れ合い。
過去の作品からの唯一の生き残り(笑)、義兄のポーリーとの関係。
かつての対戦相手のスパイダーやレストランの従業員など、
盛り込み過ぎず、淡々と初老の元ボクサーを取り巻く環境が描写される。
「どうでもいい」と書いたがこの部分は大切で、本作品の持つムードと
メッセージが集約されている。
クライマックスに向うのに不可欠な助走の部分だ。
“初老”と書いたが、スタローンはそうは感じさせず、過去を大切にはしているが惨めではない。
それが救いだった。
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ロッキーがトレーニングを開始してからは、お約束の盛り上がり。
ここは『ゴナ・フライ・ナウ』ではなく、『ロード・ワーク』を使って欲しかった。
(ロッキー4では『トレーニング・モンタージュ』という曲に置き換わっていた。)
ここは必殺シリーズで言うなら、『出陣のテーマ』で秀が疾走し、
主水や勇次が颯爽と歩いていく部分である。
そして、ここのラストの決めが、有名なフィラデルフィア美術館前でのカット。
今回のメイン・ビジュアルでもある、ロッキーが右手を上げたカット。最強のアクセントである。
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今回の戦いは、所謂擬闘の振り付けっぽいものは感じられない。
鮮やかなパンチというより、ただのリアルな殴り合いといった感じだ。
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殊更に涙を強要するわけではなく、ただただ闘い続けることの逞しさ・美しさをたたみかけ、
最終ラウンドへと突入していく。
個人的にはロッキーを殺さなかったのは正解だと思う。
その方が「NEVER GIVE UP」の精神を伝えるのにはよかったはず。
『~3』でミッキーを、『~4』でアポロを殺して
ドラマを作ろうとしていた過去のシリーズへのアンチテーゼと取れなくもない。
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 ポーリーが言う。
「これが生涯最後のラウンドだ!」
ここでロッキーは闘い抜くことで、離れていた息子の心にも、
ヴェガスの会場全体の観客の心にも、熱い火をつける。
1作目同様、チャンプの判定勝ちとなるも、そちらは誰も観ていない。
ロッキーが倒れず、颯爽とリングを後にすることで、
後味の良い感動が残った。
シリーズの真の締めということで、エンドロールでは
例のフィラデルフィア美術館の前でポーズを取る、
ロッキー信者たちがこれでもかと出てくるが、これはいらなかったかもしれない。

次は『ランボー4』か・・・(笑)


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