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久々の舞台挨拶ラリー

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12月は予定せず4週連続で舞台挨拶参戦となったが、
その最後となる今日は、一日3本のラリーである。

まずは『魍魎の匣』。
ぴあで間違えて立ち見席を取ってしまい、後でゲット。
もともと転売屋のせいで取れないのだから、定価以下で正解。ざまーみろ。

こういう映画は大好き。
そもそも、ん十年前に邦画が再活性化した原動力は角川映画にあり、
初期作品は、横溝正史や森村誠一のサスペンスの映画化であった。
原作が名作であるサスペンスは、映画化しても秀作となることが多い。

横溝正史亡き後、角川は内田康夫が作り出した浅見光彦シリーズの一篇
『天河伝説殺人事件』を映画化するも、大ヒットには至らず、1本で終わっている。
やはり、金田一耕介ほどのインパクトがなかったからだろうか。moryo1.jpg
そこに登場したのが京極堂こと中禅寺秋彦。
古本屋であり、宮司であり、拝み屋。これほど個性的な“にわか探偵”もおるまい。
名前からして京極夏彦氏の分身であるかのようだ。
“憑物落とし”であることで、その道の知識は駆使するものの、
「この世の中には不思議なことなど何もないのだよ、関口くん。」が口癖。
前作の“姑獲鳥”も本作の“魍魎”も、“あやかし”の類でありながら、そっちの路線ではない。
(京極先生も、水木先生や荒俣先生同様、そっちの研究の第一人者ではあるが。)
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思えば、おどろおどろしい横溝作品も、オカルトでは決してなかった。
結局、一番恐ろしいのは人間・・・特に痴情が絡めば鬼以上となる・・・
これは金田一耕介シリーズから受け継がれる伝統だ。

本作はさらに、乱歩ばりの美少女趣味&グロ、
時代劇にそぐわないギミックを提供し、原作者の京極氏をして
「とんでもないことになっている。」と言わしめた。
さらに、前述の“関口くん”が永瀬正敏から椎名桔平に交代したのが、大いに○。
京極堂を堂々と演じる堤氏と、もはや怪優ともいえる阿部ちゃん、
それと椎名氏の三人の掛け合いが実に良い。
それに宮迫演じる木場刑事が、スパイスのように絡むのだ。

それから、最初の方ですぐわかったが、
本作は終戦直後の日本を描く為に、中国ロケを行っている。
あんなに運河が走った街は日本にはない。
高いセットを作るよりも、中国に飛んでしまえという発想は悪くなく、
今後、他の作品が追随するかもしれない。

舞台挨拶で現場が楽しかったと繰り返す面々。
田中麗奈の話がまとまらなかったのは愛嬌として、
いい現場は名作を作るわけだ。
4週連続で公開作を褒めちぎってきたが、正に今年最後を飾るに相応しい超大作だ。
観て損はないと思う。
gumi.jpg
そんで2作目。
大槻ケンヂ原作、ケラリーノ・サンドロビッチ監督の『グミ・チョコレート・パイン』。
甘酸っぱくも、ドロ臭い80年代の青春グラフィティ。
あごがなくなった黒川芽衣ちゃんが可愛かった。
かなり笑えた。
ラストはちょっとホロっとできた。

・・・・ということで、今は渋谷のネット・カフェにいるのだが、
20時50分から3本目の『かぞくのひけつ』を観に行く。
こちらはブログには書かないかもしれないが、
『魍魎の匣』で一番可哀想だった谷村美月が出ている。
パンフレットを見ると彼女は『茶々~天涯の女』にも出ているらしい。
本日公開作が3本とは・・・先日のKYON2も越える快挙だ。
『リアル鬼ごっこ』も期待大だし、2008年のブレイクは必至だな。
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