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『死にぞこないの青』

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う~ん。
結構期待していたんだが、すべてが中途半端。
両手両足を切断されたこともある美月さんにとって、この程度の特殊メイクは驚くに足りない。

まず、ホラーとして。
青の風貌が、“なぜこうなのか”がまるで説明なく
確かにグロテスクなのだが、どうもわざとらしいメイクで怖くない。
教師の心の闇がホラーなのかと思うと、そうでもない。

次に“いじめ”について。
世間のいじめの要因は様々あるが、この作品での理不尽さは不愉快で、対処のしようがない。
たまたま教師に目をつけられ、クラスを掌握する為の“スケープゴート”にされる。
彼には何の落ち度もない。
・・・で結局、最後は解決して前向きな彼のショットで終わるわけだが・・・
何が変わった?
彼がいじめから解放されたのは、彼がいじめに立ち向かったから?
教師も「怖かったから」などと、中途半端な言い訳をして、そのままだし
後味が悪いったらありゃしない。

それから、何か生半可な“感動”。
原作は知らない。
映画化された以上、その上映時間の中ですべてが語られるべきだから、
原作ではどうだとか、関係ない。
最初から挿入される溺れる回想は、主人公マサオのものと思わせておいて
実は教師の回想だった。
嫌われていたと思っていた父は、実は誰よりも彼を愛していた。
だから?

マサオは姉と交通事故に遭っていて、生き残った。
母は言う。「(死にぞこないなんかじゃなく)世界で一番ラッキーな子」なんだと。
だから?
悪いが、すべてがハンパで全く心に訴えない。
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姉が彼に取り憑いて、彼の人生を助けるという部分だけは
ファンタジーの中にグッとくるものを感じさせる乙一らしい内容で、
最後に姉の美しい姿を映すことで救われるようだ。
ここでの美月さんは、童顔な感じを払拭した美しさで、
恐らく映画の中では最も美しく描かれているのではないか。
特殊メイクだけがクローズアップされている作品だけに、ここは意外だ。
ao2.jpg
あとは城田さんの妹役の入山法子さん(右)が、透明感のある演技を披露しているし、
『DIVE!』に続いて、東京少女3号=瓜生美咲ちゃんも出ている。

男優・女優ともに好演しているのにこんな駄作になってしまったのは、
脚本と監督の責任に他ならない。
『おろち』は期待してますよ、美月さん。
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好きな女優 | コメント:2 | トラックバック:0 |
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