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残念!一発ギャグ映画

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予告編で期待しまくっていた、『フォーガットン』を観た。
上映時間92分・・・・・・私の計測ではわずか90分・・・・短くていいけど、
こりゃ詳細を描きこむ時間はないわなぁ。
予告編で、プロットはほとんど見えてしまっている。
あとは、最後の大オチ=一発ギャグにどれだけインパクトがあるか・・・にかかっている。「ラストを話すと記憶を失う」とまで、言ってるからには凄いエンディングを用意しているんだろう。

序盤・・・全く予告編通りに事が運ぶ。
なかなかテンポも速く、いい感じだ。
途中で主演のジュリアン・ムーアが、「こんなことが出来るのは・・・」と
既に自らネタ暴露状態。・・・ということは、もっと意外な展開があるのか?
・・・期待したのが間違いだった。ラストまでそのままだった。
あくまで『They』とだけしか言わず、思わせぶりにしているのに、
相手は明らかに異星人で、それ以上でもそれ以下でもなかった。

そう思うと、あの良く出来た(と思えた)予告編も大失敗だといえる。
『ドリーム・キャッチャー』のように、予告編だけではどんなジャンルか全く読めず、蓋を開けたら「ワッチャー!」の方が、どんなに楽しいか。

本作のプロットを知って、まず思い浮かべたのは「ウルトラセブン」第47話・『あなたはだあれ?』(脚本・上原正三)である。
「ウルトラシリーズ?」と馬鹿にすることなかれ。
そりゃ子供番組であることは否定しないが、侵略SFとしてはハリウッドが足元に及ばない独創性とバリエーションを持っているのだ。
故・小林昭二が演じる一般的なサラリーマンが、ある日酔って自宅のマンモス団地(死語?)に帰宅すると、妻も子供も自分を覚えていない。近所の主婦も警官も「あなたはだあれ?」という状態。
身近な人が自分を覚えていない。・・・ということは、俺は誰なんだ?
自分のアイデンティティが崩れていく。怖いことだ。
・・・・実は侵略宇宙人・フック星人が、巨大団地ごと入れ替わって、侵略の拠点にしようとしていた・・・というお話。
1968年に描かれた「世にも奇妙な」SFである。
(『ダークシティ』もこれのパクりか?)
同じような団地で、棟を間違えて全く他人の部屋に行ってしまうという、実際にある出来事も皮肉っていた。

話を映画本編に戻す。この映画の大オチであるべきラスト。
「親切な男」ことライナス・ローチは言う。
「お前は息子を忘れなかった。なぜだ?私にも時間がない。」
結局、この「実行犯」の宇宙人は、ジュリアン・ムーアの母性愛に負け、「もう少し時間をくれ!」と言いながら、「処分」される。

ここは「ウルトラQ」第16話・『ガラモンの逆襲』(脚本・金城哲夫)のラストを彷彿とさせる。
後に「セミ人間」を称される遊星人は、侵略生物兵器であるガラモンを操る電子頭脳を盗み出す。人間に変身し、最後までほとんど会話することなく、任務を遂行する怪人。
結局、ガラモンを操る電波は遮断され、侵略は失敗。
湖から現れた宇宙船からの光線によって、この遊星人は処刑される。
万城目「奴は任務に失敗したんだ。」
由利子「悪魔のような宇宙人・・・」
一平「くそぉ、あんな奴等に地球を侵略されてたまるか!」

一平の力強いメッセージで終わるものの、圧倒的な科学力を誇る宇宙人の前に、我々地球人はなす術もない。
『フォーガットン』の宇宙人も、親子の絆を調べる「実験」をし、
それを一生懸命実行した「親切な男」は、時間を守れなかっただけで、処分されてしまう。
さらに、ジュリアン・ムーア扮するテリーに「君には負けたよ」とばかりに、子供と過去を返してくれるのだ。

宇宙人の考えることはわからない。
大オチが意味不明・・・サスペンスとしては大失敗だ。
「思いつき」だけで作ってしまったのか?
強烈な一発ギャグを見せて欲しかった。
もっと頑張れよ!SF界の先人が泣くぞ!!forgatten2.jpg

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謎が謎を呼び、不可解な現象が身の回りで起こり続ける。でもなんか入り込めないという
2005-06-07 Tue 08:51 RAKUGAKI
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