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『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(ネタバレあり)

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1ヶ月も観ないでいた。
2時間46分の長尺であること。
ファンタジーなのだが、明らかに“生”と“死”と“老い”を扱っていること。
この2点が私の足を遠のけていた。

休日なら大丈夫だろう。
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やっぱりだ。いきなり今際の際の老女から始まる。
『タイタニック』で老女=ローズが過去を振り返るのと同じ手法だ。
資料がないが、ケイト・ウィンスレットとは異なり、
ここで老女=デイジーを演じているのは、ケイト・ブランシェット本人だと思う。
20代から80代まで・・・NHK大河を越える。
彼女が語るのではなく、かつて愛したベンジャミンの日記を
娘が読んで聞かせるという形でストーリーは進行する。
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ベンジャミンとデージーとの運命的な出会い。
ケイト・ブランシェットの少女時代を演じるのは、
あのダコタ・ファニングの妹、エル・ファニング。
オーストラリア人として、英国の香り漂うケイトとは違う
生粋のアメリカ人だが、青い瞳が印象的。
途中、バレエを始めた頃、もう一人の女優がいたと思う。
『20世紀少年』のケンジの少年時代が、唐沢とそっくりだったように、
こちらもケイトに瓜二つだった。
(まさか本人が演じてはいないと思うが、資料がない。)
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ケイトと同じく、ブラッド・ピットも80代から10代まで、
ベンジャミンの人生のほとんどを自分で演じているようだ。
最初の頃は、顔だけで遠景は別人だ。
ただ、彼が徐々に若返っていく様は、殊更に強調はしない。
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日記の中で、別の女性との情事が描かれる。
これがティルダ・スウィントン。
彼女こそが本物の英国人。何と役名は“エリザベス”。
ブラピとは、『バーン・アフター・リーディング』でも共演している。
2人の逢瀬を辛そうに聞くデイジーなのだった。
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いよいよケイトの登場となるが、2人が愛し合うまで、
決して平凡な道程ではなかった。
そうした話を読む中で、自分が実はベンジャミンの娘であると
この期に及んで聞かされる娘のキャロライン。
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普通に歳をとっていくデイジーと若返っていくベンジャミン。
デイジーは最後に赤ん坊となって旅立つベンジャミンを
看取ったのだった。

「行き着く先は同じ、通る道程が違うだけ。」
この作品のテーマとも言えるこの言葉は、主要キャストではなく
ベンジャミンを育ててくれた老女の言葉だったと思う。

流れる時間が異なる男女の運命的な恋愛を描きながらも、
人生の中で繰り返される“出会い”と、同じ数の“別れ”を
淡々と描いたことが、本作を普遍的なものにしている。

老女・デイジーは息を引き取るが、見ていて辛くはない。

「生きていることは奇跡」だから、生き抜くしかない。
押し付けのメッセージではなく、何となくだが、
精一杯生きて行こうという思いを、思い出させる作品だった。
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