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『パッセンジャーズ』(ネタバレONLY)

映画を観に行くのに、人の意見に左右されるなんて、愚の骨頂だと思うよ。
まあ、本作も“衝撃の結末”とか宣伝文句にあるからには、
それなりのオチを用意しているので、少しでも行く気があれば
ここから先は読まないのが身の為。 遠慮なく書くからね。
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『プリ・プリ』シリーズのアン・ハサウェイも、前作の『ゲット・スマート』では
女の色香を漂わせるスパイにまで成長していた。
本作でもいきなり裸で寝ているシーンから始まり、ベットシーンまでこなしている。
シーツに隠れた胸のラインが美しい。
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こんな風に飛行機事故が起こるが、どうも途中端折り過ぎで安っぽい。
しかも、中盤でアン演じるクレアが、自身の患者と一線を越えてからは、
前半に投げられた謎がほったらかしにされ、サスペンスすら放棄される。
ここは唖然とした。
「何か、とてつもない駄作に遭遇してしまった。」という不安と、
「絶妙のどんでん返し」を期待する気持ちが交錯した。
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・・・で、肝心なオチであるが・・・
主人公が巨大な陰謀に巻き込まれていた『フォーガットン』タイプかと
思っていたら、「お前はすでに死んでいる」パターンだった。
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この点では『シックス・センス』だ、『アザーズ』だと言われ、賛否両論らしいが、
すべての出来事が死者の脳内で起きているというところで、
むしろ『ジェイコブズ・ラダー』だと思った。

『ジェイコブズ・ラダー』と言えば、
同作を紹介した故・淀川長治氏の言葉を思い出す。
「この作品は、主人公が戦争で亡くなるまでのほんの一瞬の出来事を
描いています。昔『XXXXXX』という西部劇で同じようなのがありました。
敵に捕まって、首吊りにされる直前、紐が切れて主人公は逃げるんですな。
逃げて、逃げて、逃げて、逃げて・・・・
故郷に辿り着こうとしたその瞬間、男は死ぬんですな。
実は紐は切れていなくて、吊られるまでのほんの一瞬の男の幻想だったんですな。」

この面白そうな異色・西部劇、まだ観ていない。
誰か知らないだろうか?

さて本作。
“航空機事故で生き残った5人”というのがそもそもの間違いで、
実際は全員が亡くなっていた。
クレアを含むこれらの人々は成仏できなかっただけ。

なるほど、徐々に人が消えて行くのは、それぞれが“旅立って行った”からで、
登場人物の挙行が不自然なのも、後で納得が行った。

犠牲者以外の周囲の人間は、それぞれに“死”を納得させる為に登場した
“特別出演”のキャスト。
クレアの叔母だったり、先生だったり、
シャノンに至っては、事故死した両親だったり・・・・
今思えば、この事故の犠牲者以外もすべてが死者だったのか。
『シックス・センス』は、生者と死者との絶妙なすれ違いが伏線となっていたが
本作のように全員が死者じゃあ、何でもありだな、実際。

一つだけ斬新なのは、
死者が作り上げた虚構の世界を、数人が共有している点。
こういう旅立ちだったら、あの世へ行くのも怖くないかな?

クレアが、仲違いしたままの姉と会えないのも、彼女が生きているから。
最後に登場し、誰もいないクレアの部屋で、彼女が出せなかった手紙を見つける。
『姉さんのいない人生は、生きていてもつまらないわ。』
何気ない言葉ながら、まさかここで泣かされるとは思わなかった。
死ぬ間際に出会った男女の悲しい恋愛よりも、ここは心に響いた。

“ありがちなオチだ”という酷評も見受けられるが、私はなかなか楽しめた。
途中のダレた展開=余計な恋愛さえなければ・・・・と思った。
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