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『ワルキューレ』(ネタばれあり)

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3年と8ヵ月ぶりに、A君から映画の誘いを受けた。
当時のドイツ事情になぜか詳しい彼は、シュタウヘンベルク大佐がいかに
描かれているか見たいのだという。
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冒頭のアフリカ戦線のシークエンスはあっという間である。
大佐が上官に前線からの撤収を進言した直後、
敵の空襲により、上官は死に、彼は左目・右手首・左手の薬指・小指を失う。
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『ワルキューレ』・・・映画ファンであれば『地獄の黙示録』でロバート・デュバルが、
ワーグナーをかけながら、ヘリで海岸を空襲するシーンが浮かぶだろう。
主神オーディンの命を受け、天馬に乗って戦場を駆け、戦死した勇士たち(エインヘリャル)を
天上の宮殿ヴァルハラへと迎え入れるのが、北欧神話のワルキューレである。
特定の神ではなく、そういった女神の総称だ。
(予断ながら、マクロスのバトロイド・ヴァルキリーの語源はコレ。)

私も勘違いしていたのだが、この映画の作戦がワルキューレ作戦なのではなく、
捕虜が叛乱を起こした際の鎮圧計画の呼称が、『ワルキューレ』なのである。
大佐等の叛乱分子は、ヒトラー暗殺後にこの計画を発動し、
国内を掌握する手段に使ったのだ。
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本作戦の前にも、トレスコウ一派の暗殺計画の失敗と、
シュタウヘンベルクが加わってからの爆破計画の失敗が描かれる。
これだけ命を狙われて生き残っていたヒトラーも、
悪い意味で神懸っていたのかもしれない。
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再度、本部=巣に潜入し、見事、爆破には成功するが・・・・
会議場所が「暑かった」為、地下壕から地上に移されたことが災いする。
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死んだと思っていたヒトラーがかすり傷だと知った際の、彼等の敗北感は
計り知れないものがある。

自分の正義と信念に従った男たちは、悲しい末路を迎える。
史実でヒトラーはこの後、9ヶ月生き残っていたことを考えると、
このようになることは判りきっているのだが、いたたまれない想いになる。

わずか9ヶ月・・・
ヒトラーは自決し、世の中が間違った方向に向かっていないのが
せめてもの彼らへの弔いとなるだろうか?

もし、現代に独裁者が出現したとして、彼等のように
信念を持って対峙できる人間が現れるのだろうか?

勝つばかりが英雄ではないことを思い知った。
悲しい結末なのに、なぜか前向きになれた作品だった。
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