お初にお目にかかります

毎日とにかく一言・・・って言っても長いことが多いです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

『ヒトラー~最期の12日間』(ネタバレあり)

hitler.jpg

昨日、ハチ公前に午前9時30分集合。
上映第一回(10時15分)を目指したが、すごい混み具合だった。
都内では、シネマライズ渋谷と新宿武蔵野館のみ。
正に「単館ロードショー」と呼ぶに相応しい。
話題性も手伝ってか、シネマライズはすぐに満席となり、通路に着席させる事態にまでなった。年配の方も多かった。

まず最初に断っておくが、この映画は「人間=ヒトラー」を描くものではないし、ましてや感動を伝えるものでもない。
パンフレットに書いてあった通り、それでも人間が演じる以上、一部は人間臭くなってしまう。
しかし、この映画の焦点はそこにはなく、むしろ残酷な現実をたたきつけるだけだ。
「負け戦」に明るい要素はない。 あるのは、死と破滅のみ。
たとえ降服して生き残ったとしても、人間としての尊厳はない。
・・・それに殉ずるのが、ほとんどのドイツ軍将校であり、兵士である。
ただ一人、クリスチャン・ベルケル演じるシェンク博士を除いては・・・

この映画をドイツが作ったのは凄い。
正直、日本が作ったあの「東条英機」の映画は、甘かったと言わざるを得ない。
ヒトラーにちゃんと言わせている。
「人々をユダヤの恐怖から守った」と。
「市民の命など考えていない」と。
この狂気なくしてヒトラーとは言えない。
彼が行った虐殺も、無理な作戦で多くの人命が失われたのも、
隠し様がない事実なのだから・・・・

ゲッベルス夫人が、一人一人その子供たちを手にかけていく描写は、怖くて辛い。
こんな破滅と惨劇があったことを胸に刻み、こんな帝国が生まれないことを願うことしかできない。
故人となってしまった、本作の語り部=ユンゲが真実のみを伝えた意味はそこにあると思った。
スポンサーサイト

映画 | コメント:0 | トラックバック:2 |
<<びっくりしたー | ホーム | 田中さん>>

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル製作・脚本:ベルント・アイヒンガー出演:ブルーノ・ガンツ/アレクサンドラ・マリア・ララ/コリンナ・ハルフォーフ『ヒトラー 最期の12日間』オフィシャルサイト見終わってしばらく、久々に「いい映画だなぁ・・・」と感慨に浸った...
2005-09-26 Mon 16:59 [K]こあら日記
    以前にも掲示板で話題になりましたが。 過日、アントニー・ビーヴァーというイギリスの軍事史家が、ベルリン最終戦についての超力作ドキュメンタリー作品を発表して大いに評判となりました。単なる事件の記録にとどまらず、この戦場におけるドイツ側、ロシア側それ
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。